--> 日之出屋 堺駅南口店 - 堺ゴールデンゾーン

お店紹介

スーパーマーケット

日之出屋 堺駅南口店

コミュニケーションを大切にする、顧客密着型スーパー

昭和41年創業、現在は御陵前店、堺駅南口店、羽衣店を展開中の“顧客密着型”のスーパー。
3代目社長の岩橋栄太郎さんは、自ら店頭に出てお客さんと積極的にコミュニケーションをとっていて、そんな姿勢を見て従業員たちも指導せずとも自ら動いていくのだという。
「ああしたい、こうしたいっていうのはルールじゃなくて衝動でしょ。それは見せて伝わる。パフォーマンスじゃないけど、アニマルスピリッツでね」と話す3代目。自身も子供の頃から、地域の人たちに可愛がられていたそうで「今でも栄くん栄くんって言うてくる人おるねん。もう47やで!」と笑う。
情報発信にも力を入れていて、HPのお知らせページには社長自らの言葉が綴られており、それとはまた別にブログも更新、さらにはFacebookも……という力の入れっぷり。
そんなメッセージを読んで、車椅子のおばあちゃんが会いにきたり、北海道の稚内から同業者の方が会いにきたりしたこともあるのだとか。

堺駅前に出店したのは10年前。オープン当初はなかなか厳しく、お客さんを集めるのに苦心したという。
名前を広めるよりも、とにかく何かで話題になりスーパーに来る人たちの井戸端会議の話題にあがらないといけない……そう考えた結果、手書きのポップを増やすなどの努力の結果、新店舗にもお客さんが集まり始めた。
「うちの自慢はお客さんです」そう話す岩橋さん。
新しい店舗の営業が厳しかった当初、本店のお客さんがたくさん訪れてくれたという。
「残ったらどないすんねん」と言って休み前にたくさん買ってくれたおばあちゃんや、毎朝本店にきていた厳しいお客さんが「頑張ってるか?」と様子を見に来てくれた。
そんなお客さんたちに対して「信用で繋がってて、その感謝を伝えたい」というメッセージを話してくれた。

現在は総菜コーナーに力を入れているという堺駅南口店。
従業員の提案などについては任せているそうで、「やりたいことはやればいい。三振もあるねん、それもしたらええねん」とドンと構えている。「ただ、儲けだけのことを考えるのはやめてくれって言うてる。金が軸になるんやなくて、おもろいかおもろないか、美味しいか美味しくないかの話」とのこと。
今後の展開については飲食業に参入していきたいそうで、すでに3年前にカフェを出店している。
スーパーで食料品を扱うことも、お店で食事をしてもらうことも、どちらも「人の笑顔を作りたい」という原動力から。地域の人たちと信頼関係を結ぶスーパー、ぜひ一度立ち寄ってみて。

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