居酒屋

立呑み処 三好屋

営業時間は朝9時からラストまで！地元で慕われる店主が営む老舗飲み屋

昭和43年創業、この界隈ではトップクラスの老舗飲み屋。
現在の店主である寺田嘉史さんは3代目だが、先代との血縁関係はなく、
もともとこのお店の常連で、縁あって引き継ぐことになったという。

メニュー数は50種類ほど。もともとあったラインナップに、寺田さんがオリジナルをプラス。お酒に合うメニュー作りを心がけているそうだ。
中でも、肉をボイルしてオリジナルのタレをかけて仕上げる「すじ肉スペシャル」は、ほかには真似できない人気の一品だ。
また、何度も改良を重ねたという「蒸し豚」は、3代目が考案したメニューで、それを目当てにやってくるお客さんも多いという。
店主がお酒好きなことから、こだわりがあり、日本酒は店主自身が飲んで美味しいと感じたものを選んで取り揃えている。
オープンは朝の9時で、夜勤明けのお客さんから始まって、昼飲みから夜のお客さんまで。
定食や丼ものなどのランチメニューも提供していて、オープンからラストまで注文することができるので、朝食から〆まで重宝しそう。

店主の寺田さんは自分の会社と飲食店の経営のほかにも、子供会のソフトボールチーム顧問も務めており、地元での呼び名は「総監督」。
子供たちからは、恐れられながらも慕われる存在で、そんな教え子たちが大きくなってお店に飲みにきてくれるのが嬉しいという。
立ち飲み店だが座ることもできることや、2階に広いスペースがあって時間を気にせずゆっくりと飲むことができるのも、こちらのお店の強み。
心地よい距離感の接客で、人を惹きつけるパワーのある店主のもとには多くの人が集い、3代目を引き継いでから若いお客さんも増えたそうだ。

今後の目標は、次の世代へとお店を引き継いでいきたいという寺田さん。
お店同士の交流も大切にしていて、繋がりができることで、お客さんにお店を回遊して飲んでもらえたらと考えているそうだ。
「自分の芯はブレずに、ちょっとずつ周りを巻き込みながら、地域のお店全体が賑わっていけたら嬉しい」と話してくれた。
堺東で飲む時は、ぜひ訪れて欲しい一軒だ。

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