--> おうちごはんとおさけ バサラのアジト - 堺ゴールデンゾーン-古いとこも新しいとこも面白い-

お店紹介

ランチ、居酒屋

おうちごはんとおさけ バサラのアジト

おうちごはんもお酒も音楽も、さまざまな楽しみ方ができる隠れ家

2022年にオープンしたばかりの、しっかりご飯からお酒のアテまで揃う一軒。
お店を切り盛りする店主の木平幸子(あだ名は、ゆきさん!)さんは、20年ほどアパレルの仕事に就いていたが、シングルマザーになり「自分1人で責任をとれる仕事を」と思い、飲食の道に。
4年間間借りで「バサラ食堂」を営んだのちに、独立してお店を開いた。
店名は店主が戌年であることにちなんで、薬師如来とその信仰者を守る十二神将のうち、戌年の守護神である「伐折羅(ばさら)」から名前をつけたという。
「女性1人でお店をやるのは怖いし、守ってくれるんじゃないかと思って。
お店のキャラクターは猫なのに戌の守り神っていうのも面白いでしょ」と、店名の由来を教えてくれた。

お店のオープンにあたり、「バサラ食堂」時代からの仲間がカウンターなどを作ってくれたという。
店主とお店のことを大事に思う人たちの溜まり場として、そしてイベントなどもここで出来たら……という考えから、「バサラのアジト」という名前は自然に決まったそうだ。
ゆきさんがカウンターでお客さんと喋りながら料理を作り、お酒を飲み交わせる、
そんなちょうど良い広さはイメージ通りだった。

家庭的な「おうちごはん」がメニューに並んでいて、中でも一番人気はハンバーグ。
3人の息子さんを育ててきたお母さんならではの手料理だ。
ハンバーグは単品でも、ご飯と豚汁と合わせての注文でもOKなので、アテにしたい人もしっかり食事したい人にも嬉しい。
デミグラスソースを使った「かつめし」は、お客さんの声から生まれた人気メニューで、
ほかにも「オムライスに目玉焼きを乗せてくれへん?」といった、要望に応えることもあるという。
そのほか、冬限定の一人鍋や、ひとり飲みに嬉しい一品もしっかり揃っている。
お酒は「自分が好きなものを自信を持って出す」というポリシーで取り揃えられていて、
ビールとサワーのハーフアンドハーフ「ビワー」という気になる変わり種も。
晩ご飯を食べにくる人、仕事の疲れをリセットさせるために帰宅前に立ち寄る人、はしご酒の最後に一杯だけ飲みにくる人など、お店の使い方はお客さんによってそれぞれ。
どんなシーンでもゆきさんがあたたかく迎えてくれるのがありがたい。

また、さまざまな楽器が揃っていて、ライブができるのもこちらの特徴。
もともとヴォーカリストとして音楽をしていたゆきさん。
40歳を過ぎてからギターも始め、今は5人のメンバーで音楽活動もされているという。
音楽で繋がった人たちがライブを開催し、そこからさらに縁も広がり、音楽好きが集う店としても愛されている。
「うちのお店はお客さんの良さを褒められることが多いです。
常連さんはいい人ばかりなので、初めて来たお客さんもすぐ馴染めますよ」とゆきさん。
ぜひ一度、ほっこりする空間で美味しいご飯とお酒を楽しんでみてほしい。

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