お店紹介

居酒屋

家庭料理 花みち

心安らぐ家庭料理と毎日通いたくなる雰囲気が魅力の居酒屋

2005年にオープン。
お店を1人で切り盛りするのは、お客さんから「みっちゃん」と親しまれるママさん。
もともとは専業主婦で、旦那さんが家に連れてくる会社の方々をおもてなしする料理が得意だったそう。
ある日、テレビドラマに登場する小料理屋を見て「ちょっと格好いいな」と思ったことをきっかけに、物件探しをスタート。居抜きで使える空き店舗が見つかり、お店を始めて5年、10年、15年と続いてきたそうだ。
「私はお酒が一切飲めないんですよ。飲めないから、飲み屋さんがそんなに大変なものだとは知らないまま始めてしまった。知らぬが仏って言いますけど、それが一番怖いですよね。良いお客さんに恵まれてお店が持っています。不思議なくらいにね」と語るママは、なんともマイペースだ。

お酒は麦・芋・米焼酎に、日本酒が2種類、瓶ビールというラインナップで、ボトルキープもOK。
メニューに並ぶのは、「ごぼうのきんぴら」や「茄子の揚げ浸し」など、ホッとするような家庭料理が中心。
特におすすめはオープン当初から変わらぬ美味しさの「だし巻き」と「焼きそば」で、それを目当てにやってくるお客さんも多いのだとか。
メニューボードに書いてない場合でも材料さえあればいろいろ作ってもらえるそうで、焼き飯やお蕎麦、そうめん、カレーうどんなど〆系のメニューも人気だ。
一通りの家庭料理はなんでも作れるという頼もしさは、家庭で冷蔵庫のストックを使ってお客さんをもてなしていたという経験もあるからだろう。

営業時間は17時からで、終わりの目安は22時。
お客さんの帰る時間によっては早く閉めることもあるそう。
長年通うベテランの常連さんが多いが、最近は新規の若いお客さんも訪れる。
飾らないお店の雰囲気は、つい足が向かってしまう魅力があり、カウンターに座れば誰もが馴染みのお客さんになれるような懐の深さもある。
お店づくりは特にコレと決めているものはないそうで、のんびりとした空気から自然とお客さんにとって居心地の良い空間が形成されているのだろう。
そんなお店だからこそ、カウンターで隣合ったお客さん同士が仲良くなることも当然少なくないのだとか。

仕事終わりに家に帰る前にちょっと一杯飲んで帰る人や、はしご酒の一軒目として訪れる人が多いそうで、毎日通う常連さんも。
「こういうところは『うさの捨てどころ』と言いますし」と歌謡曲の一節を引用して話してくれた。
次の20周年にむけて、このままお店を続けていけたらと話すママ。
美味しい家庭料理とお酒を楽しめるので、ぜひ足を運んでほしい一軒だ。

お店情報

  • 名称
    家庭料理 花みち
  • 所在地
    大阪府堺市堺区中瓦町2丁3−5
  • 営業時間
    17:00〜22:00
  • 定休日
    日曜休み
  • TEL
    072-232-8778
  • WEB


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