焼き鳥、居酒屋

炭火焼鳥 鳥道

新鮮な朝引き地鶏をリーズナブルに。気軽に美味しいカウンター焼鳥

現在の店主である松本さんが、師匠から店を受け継いだのが2024年4月。
もともと今と同じ場所で10年ほど営業していたお店で、松本さんはアルバイトとして入った。
4、5年ほど働いたのちに、店主であった師匠が新しい店をオープンすることになり「この店をやってみるか」と声をかけてもらったそうだ。
働き始めた高校生のころから飲食に興味があった松本さんは、師匠から接客・調理と教わり、お店を切り盛りする2代目になった。

お店の売りはなんといっても新鮮な地鶏の串焼き。
朝引きの地鶏を、土佐備長の炭で焼き上げることにこだわっている。
「ぜひ食べてほしい！」というおすすめは、鶏刺しと、ひね（親鶏）や若鶏のたたき。
1日限定10食ほどしか提供できないという、鶏のお造り盛り合わせは早い者勝ちの人気メニューなので、オーダー必至の一品だ。
串焼も、卵巣と輸卵管の部分である「玉ひも」など希少な部位も揃っていて、新鮮な素材を扱っているからこそだという。
また、一品料理が多いのも特徴で、師匠がもともと立ち飲み屋をやっていた名残だそう。
定番メニューのほか、春はたけのこ、夏はアスパラ、秋は銀杏というように、季節ごとの旬の食材も並ぶ。鍋料理を年中楽しむことができて、特に出汁との相性バッチリの合鴨がおすすめ。
さまざまな料理が焼き鳥と一緒に楽しめるのも嬉しいポイントだ。
お酒は焼酎や日本酒を中心に、豊富なラインナップ。
日本酒は常時7、8種類取り揃えられていて、酒屋さんと相談しながら時期ごとの美味しいお酒を仕入れているそう。

お客さんは仕事帰りの男性が多く、気軽に飲んで食べて帰れるようにと料金設定はリーズナブル。
低価格での提供は、師匠から受け継いだこだわりなのだとか。
お店づくりのこだわりは「美味しく楽しく」がモットーだという店主の松本さん。
カウンターのお客さんと一緒にお喋りを楽しむこともあるそうだ。
お店を引きついで間もないが、今後は新メニューやお客さんに喜んでもらえるサービスも考え中だという。
全力でお店の運営にあたる、若き店主の松本さん。「大変な部分も楽しみながらできたら」と話してくれた。
こだわりの鳥料理を気軽に楽しめる一軒なので、ぜひ飲みに行ってほしい。

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