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2025年6月にオープンした、手作りおばんざいとお酒を楽しめるお店。
個性的な店名の通り、“おかん”が作る手料理を中心に、ときどき“むすこ”が手伝いながら、親子で店を切り盛りしている。
お話を聞かせてくれたのは、“むすこ”さん。もともとは“おかん”である、けい子さんと姉が近くでスナックを営んでいたそう。
30周年を迎えて引退したあと、「料理を出す店をやりたい」という思いがあり、むすこさんがサポートする形で新たにスタートしたのが「おかんときどきむすこ」だという。
メニューには、けい子さん手作りのおばんざいや一品料理がずらり。
人気メニューは「おばんざい3種盛り」。20種類ほどあるおばんざいの中から好きなものを選ぶことができ、組み合わせによって毎回違った楽しみ方ができる。「こんにゃく甘辛煮」「ほうれん草の白和え」など家庭的なおかずが多く、きゅうりの漬物を手作りした「きゅうりのけい子ちゃん」など、思わずクスッと笑ってしまう一品も。日替わりで内容も変わるため、常連さんでも飽きずに通えるのが魅力だ。
もちろん、こだわっているのは料理だけではない。
氷はかちわり氷を使用し、ソーダには天然水と炭酸ガスだけで作られた「能勢ミネラルソーダ」を採用。さらに、ビールサーバーの洗浄にも手を抜かない。
「料理が美味しくても、お酒が美味しくない店にはしたくない」
親子そろって長く飲食に携わってきたからこそ、そんな細やかな気配りやこだわりが感じられた。
常連のお客さんからは、「けい子ちゃんに会いに来たで」と声をかけられることも多いそう。ただ、けい子さん自身がふらっと飲みに出かけている日もあるらしく、その時は「ときどきむすこ」ではなく、「おかんときどき」状態なのだとか。そんな親子ならではのやり取りや空気感も、この店らしい魅力になっている。
訪れるのは、女性ひとりのお客さんも多いという。チェーン店や大衆居酒屋には少し入りづらさを感じる人でも、「おかん」という看板に惹かれてふらりと入りやすいそうだ。店内には、初めてでもどこか安心できる、アットホームな空気が流れている。
営業時間は15時から。昼飲みを楽しむお客さんも多く、明るいうちからゆっくりをお酒を飲めるのも嬉しい。
お店のこだわりについて聞くと、「お客さんに楽しんでもらえるのが一番です。あとは、母がのほほんと続けられる店であったら」と、むすこさんは笑う。
ホッとできる雰囲気で、肩の力を抜いて飲める一軒だ。

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