2008年創業、堺山之口商店街にある個別指導塾。
幼児・低学年から高校生までのコースがあり、メインは小学生と中学生。授業とそれに伴った宿題を出し、復習を繰り返すことで、学習内容を定着させるという指導方法を行っている。
「勉強は教えるだけでは意味がない。もう一度やって、自分で理解するのが大切です。そうじゃないと点数は上がりません」と塾長の福島敦央さん。
この塾の特徴は、生徒に徹底的に寄りそうこと。授業以外の時間で質問をしたり、指導を受けたりすることは無制限でできるのだという。テスト前には、本来定休日である日曜や時間外も塾を開放し、講師も対応するので、毎日塾に来ても良いそうだ。
学習する環境を無制限に提供することで、学習習慣を定着させ、基礎をつくるのだという。
塾長である福島さんは、大学卒業後にいくつかの企業で働き、大手塾の責任者も経験している。前塾長との縁があり、未来アカデミーを一緒に立ち上げ、経営を引き継いで現在に至る。
そんな福島さんの子供時代は、小学校3年生で九九ができず、高学年になると「分数って何?」という状態だったのだとか。中学3年生で塾に入ったり、自身でわからなかったところに引き返して学習したりして、成績を上げることができたのだという。その時のことを思い返して考えることは「あの時に、横に誰かがついてくれていたらもっと成績が上がったのでは?」ということ。そんな思いもあり、個別指導塾を運営しているそうだ。
密に向き合うという姿勢は、生徒たちに対してだけではない。保護者の方々と細やかなコミュニケーションをとっていることや、講師たちが長年勤めている人がほとんどだということも、信頼できる点だろう。
「成績アップ」や「学習習慣の定着」はもちろん、将来を一緒に考えるということも大切にしているという福島さん。「高校受験の前に、どこの高校に入るということだけを考えるのではなく、その先の大学や専門学校進学もしくは就職など、未来を考えて高校を選んだ方がいい」と話しているのだという。
今後の展開については「塾を大きくするというビジョンはあまりありません。教育事業を成長させるために、僕自身が教育観・人間観を磨いていかないといけないと思っています。そうしないと、時代が変わっても求められる塾のはなりませんから」と真摯に話してくれた。
相談や体験授業は随時実施しているとのことで、学習塾を検討している方は、ぜひチェックしてみてほしい。