--> 茶寮 つぼ市製茶本舗 堺本館 - 堺ゴールデンゾーン

お店紹介

お茶販売、カフェ、製茶

茶寮 つぼ市製茶本舗 堺本館

日常の楽しみと人との繋がりに、こだわりのお茶を提供

幕末の嘉永3年創業、170年以上続く老舗の茶舗。もとはお茶の卸売をメインにしていたが、2013年に販売とカフェ事業として、この「堺本館」がオープンした。
元禄時代に建てられた町屋をリノベーションし、庭や照明にもこだわった趣のある空間でお茶を楽しむことができます。

カフェでは、定番から季節限定のものまで、お茶と一緒に楽しむスイーツを中心にメニューを展開。
お茶の味を大切にするために、スイーツは上品でひかえめな甘さに仕上げている。
名物は、鮮度の良い氷を堺刃物で丁寧に削って作られるかき氷。口に入れた瞬間にふわりと溶ける、優しい食感から「無重力かき氷」と銘打たれている。
中でも「利休抹茶ミルク金時」は、自家製ミルク蜜を使用した濃厚な味わいが自慢だ。
ほかにも、1年中楽しめる自家製の「ぜんざい」や、濃厚な抹茶とほうじ茶を使ったこしあんを求肥で包んだ「堺利休餅」もオススメ。
食事メニューでは、「お茶料理と茶粥の一期一会セット」があり、ほうじ茶粥をメインに季節の素材と無添加のオリジナル白だしを使った特製お茶料理が楽しめる。

堺本館店長の三宅さんにお話をうかがったところ、お店ではコミュニケーションを大切にしているそうで、
「どんなお茶をお探しですか?」から始まり、お客様のニーズを聞いて、会話をして寄り添うことで、求めているお茶を提案しているという。
特に4月から5月中ごろまでしか楽しめない絶品の新茶は、香り高く甘みを含んだ味わいで「とにかくおすすめ!」と三宅さんの激推し。
販売しているお茶は、合組(お茶のブレンド)の職人と、全国のお茶を買い付けに行くスペシャリストたちが、お客様にお茶を楽しんでもらいたいという強い自信と思いを持って提供している。

お母様も初代店長で、親子二代にわたり堺本館を預かる三宅さん。
今後の目標は「お客様がゆっくりほっこりお茶を楽しんで、笑顔で帰っていただけるような空間づくりを心がけていきたい」とのこと。
自分がホッとしたい時に、コーヒーを淹れるような感覚で楽しめるように、日常にお茶を届けていきたいと考えているそうだ。
「人と人が話をするきっかけや、会話の中にお茶があると嬉しいです。自由なスタイルで好みに合わせて楽しんでもらいたいので、いつでも気軽に声をかけてください」と、お店では美味しい淹れ方、お湯の温度までアドバイスしてくれる。
ぜひ、日々の楽しみにお茶を取り入れてみてほしい。

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