1998年創業、堺東駅からすぐの不動産屋さん。
代表の高岡武史さんは、もともと父親の経営する堺の老舗飲み屋「高砂屋」で働いていたが、時勢の流れや人からの紹介があったことをきっかけに不動産の道へ。
今の場所にもともとあった和菓子店から土地を引きついで欲しいという相談を受けたことから、独立して開業することになった。
管理物件は店舗、マンション、駐車場など。
取り扱うのは高岡さんが自転車に乗って移動し、その場に行って管理できる範囲が目安。
ご近所さんには「自転車に乗ってる高岡さん見たで!」と言われることもあるのだとか。
そんな地域に根差したスタイルから、ほかの大手不動産チェーンから「タカサゴさんの方が強いので」と、紹介をもらうことも。
「今の家賃こんなんやけど、いいとこない?」と同業者が相談に来ることもあるそうで、「不動産屋が相談に訪れる不動産屋」というコアな立ち位置と言える。
高岡さんが大切にしていることは、相談に来てくれたお客さんの期待を裏切らない提案をすること。
時には、事業計画を確認して判断するなど、親身になって店舗経営の相談にも乗っている。
小学生のころから堺で育ったという高岡さん。自身の地元である堺東の活性化を願って、個人店や特徴のあるお店を応援しているという。
気になるお店は、自社が関わっていなくてもオープン日をチェックしたり、お店の歴史を調べるようにしたりしているそう。
その時もまた、町の写真を集めるために自転車に乗って駆け巡っている。
さらに商店街のイベントでは、お店の人同士が接点を作れるように、高岡さん自身がシフトを作り、コミュニティを盛り上げるために奔走しているそうだ。
物件をお探しの際は、ぜひこちらの頼れる町の不動産屋さんを訪れてみてほしい。