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お店紹介

カフェ、古墳雑貨、レンタルスペース

紙と堺と古墳のお店 紙カフェ/知輪-chirin-

「紙」と「印刷」という切り口で遊ぶ、雑貨販売とカフェスペース

雑貨の販売とイベントスペース、セルフカフェがひとつになった場所で、2022年3月に山之口商店街から綾之町に移転してきたばかり。
印刷会社「ホウユウ株式会社」が運営していて、紙アイテムや印刷関連に特化しているのが特徴。販売している雑貨も紙雑貨や布雑貨、堺に関連するアイテムがそろっている。
セルフカフェというスタイルで、レジで支払いを済ませたらコーヒーやフレーバーティーなどをお客さん自身で準備。常設のフードメニューはないが、曜日限定や時期ごとに日替わりスイーツや、体に優しいお弁当の販売があるのがちょっとしたお楽しみだ。また、周辺にはテイクアウト専門店やコロッケ屋さんなどが多いそうで、テイクアウトの持ち込みもOKとのこと。
紀州街道沿いに位置し、堺のまちを周遊して、休める場所としてここを活用してほしいという思いがあるそうだ。

レンタルスペースとして貸し出しているほか、ここではオーナーの松永友美さんが持ち前の企画力でイベントを多数開催している。
以前から人気だった「パーペーフリーマーケット」や、元郵便局員の方を招いての手紙ワークショップなど、紙や印刷にまつわることはもちろん、音楽、和菓子、着物、お茶体験や妖怪といったものまで、幅広くさまざまなイベントがひらかれている。イベントスペースには小さいステージもあるので、落語のイベントもやっているというから面白い。

「足を運んでいただけるスペースを作り、そこに堺という地域性を持たせることで、地域を盛り上げようという方と繋がることができる」と松永さん。
実際にイベントをきっかけに地域の方々や企業とのつながりができて、「まちの印刷屋さん」としてさらに広がりができたのだとか。移転して間もないが、周りのお店の方がお客さんを連れてきてくれたり宣伝してくれたりと、地域の方にもだんだんと浸透しているようだ。また、周りにお店が増えてきていることもあって、地域の人同士で繋がってエリア全体の活性化にもつながっているという。

こちらでは、名刺やチラシ、ショップカードやロゴデザインなど、印刷の相談にも乗ってくれるそうで、「あれもこれも、うちにきてもらったら相談にのりますよ」と頼もしく答えてくれた。
印刷は紙だけに限らず、布への印刷や、食品プリンターもおすすめ。食品印刷は、小ロットでの注文も受けているので個人のお客さんでも手軽に利用することができる。クッキーに印刷する人が多く、オリジナルの記念品やノベルティ、父の日のプレゼントにする方もいるのだとか。
松永さんに今後について聞いてみると「堺という地域をベースに、いろんな切り口での遊び方を発信する基地として有効活用できたら」と話してくれた。
これからの展開にアイデアと期待は膨らむばかりだ。興味が刺激された方は、ぜひ一度足を運んでみてほしい。

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