--> 和彩弥 嶋川 - 堺ゴールデンゾーン-古いとこも新しいとこも面白い-

お店紹介

割烹

和彩弥 嶋川

丁寧な料理が楽しめる、落ち着いた雰囲気の創作割烹

お店自体はこの場所で80年。本家筋も含めて、「嶋川」という屋号の歴史は130年にもなるという。
現在の店主、河中さんで3代目。先代は、お寿司や大衆向けの和食料理屋をしていたそうだが、
現在は高級な懐石を主体にしたいと考えて今の形になったという。
27歳の時にお店を継ぐことになった河中さん、若いこともあって最初は不安が大きかったが周りから励まされて継ぐことを決意。
今は軌道に乗ってきたという。

オススメは、選りすぐりの鮮魚を使ったお料理。
鳥取の漁師さんと直接やりとりして、提案してもらいながら「良い」と思ったものを仕入れているという。
最近では鮮魚だけではなく、すっぽんやジビエも送ってもらうのだとか。
80種類以上の料理がメニューに並び、「うちに来たらなんでも食べれられる!」と自信あり。
すき焼きのように照りのある肉じゃがや、こんにゃく料理、嶋川コロッケ、肉じゃがの肉を巻いた「嶋川巻」など、オリジナリティ溢れる一品も人気だ。
お酒は日本酒や焼酎が多く、酒屋さんと相談して取り揃えているそう。

店主の河中さんは旅行が好きで、雑誌や本に載っていない郷土料理にも興味があるという。
お店には出張で遠方から来られるお客さんも多く「大阪名物出して!」という注文もあるそうで、
そんな声に応えるべく、水茄子やどて焼きなど、地元大阪の料理の研究にも熱心だ。
例えば、「じゃここうこ」という水茄子の浅漬けを塩抜きしてじゃこを入れるという料理は、岸和田のお客さんから教えてもらったもの。
郷土料理は各家庭によって味付けが異なり、またまだ見ぬ料理があるのではとお店に出向いて調べたいとも考えているそうだ。

お客さんからの「マスター美味しかったわ」「安いなぁ」という声が嬉しいという河中さん。
割烹というジャンルで堅苦しい部分もあるが、何よりも人情味や暖かさを大切にしたいと話してくれた。
丁寧なお料理が味わえる一軒、ぜひ一度足を運んでほしい。

お店情報

  • 名称
    和彩弥 嶋川
  • 所在地
    大阪府堺市堺区北瓦町2-1-32
  • 営業時間
    ランチ 11:30~14:30 (L.O.14:00)
    17:00~22:00 (L.O.21:00、ドリンクL.O.21:30)
  • 定休日
    月・日曜休み
  • TEL
    072-232-3504
  • WEB
    https://shimakawa.gorp.jp/

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