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お店紹介

日本酒バー

日本酒バー 嗜(たしなみ)

1人でも気軽に日本酒が楽しめる、居心地の良い一軒

大阪と神奈川の二拠点生活をされている熊田さん夫婦がオープンした、多種多様な日本酒が楽しめるお店。
店主の熊田裕子さんは、鎌倉の大船にある日本酒のお店「嗜」の心地よい接客とお店の雰囲気に魅せられて、自身でもこんなお店がしたいと思ったそう。
コロナ禍や旦那さんからの心配もあり、なかなかスタートできずにいたが「死ぬ前にやりたいことをしたい!」と心を決めた同じ頃に良い物件と巡り合うことができて、一粒万倍日の2022年7月16日にお店を開いた。
大船の「嗜」のママさんから、名前を使うことを快諾してもらい、姉妹店ということで大船の「嗜」でしか飲めなかった秋田の日本酒「浦城」の提供もできるようになったという。

物件に出会ったときは、スケルトンタイプの外観だったというこちら。
店舗設計の施工をしていた旦那さんの熊田寿彦さんが、お店を作るプロ目線から「外から店内が見えないお店の方が、ゆっくり飲める」と、現在の作りにしたのだとか。
「最初は入りにくくても、お店とお客さんが相思相愛になればゆっくりできた方が良い」という考えだと教えてくれた。

日本酒のストックはなんと100種類ほど。
ラインナップが偏らないようにと、酒屋さんと相談しながら選んでもらっているそう。
一押しはやはり「浦城」で、酵母が入っていてシュワシュワとした微発泡が楽しめる。
香りを楽しむために純米大吟醸はワイングラスで提供し、大船の「嗜」にならって、お猪口は錫(すず)のものを使うなど、酒器にもこだわっているのだとか。
食べ物では、お客さんにライターを渡して自分で炙ってもらうという「干しホタルイカ」は、いい香りがなんとも食欲をそそられて、アテにぴったり。
また、6cm角ほどの山中漆器の小さなお重に「4種の酒の肴」を詰め合わせた付き出しや、冬季限定ではあるがオリジナルの味付けが楽しめる裕子さんお手製の「おでん」もオススメだ。

30代以上のお客さんが多く、2軒目や3軒目に訪れてゆっくりと楽しまれる方が多いそうだが、若い女性が来られて、裕子さんと一緒にガールズトークで盛り上がるという夜も。
女性や一人のお客さんが入りやすいように、お店作りを意識されているという。
日本酒を飲む時には必ず「和らぎ水」を飲むようにとおすすめし、何度か訪れているお客さんには「おかえり」と声をかけるなど、優しい心遣いが居心地の良さの理由だろう。
日本酒好きには、ぜひ足を運んでもらいたい一軒。

お店情報

  • 名称
    日本酒バー 嗜(たしなみ)
  • 所在地
    大阪府堺市堺区中瓦町2-2-16 THビル 1F
  • 営業時間
    火~土曜 19:00~23:30(L.O.23:00)、日曜(月2〜3回) 15:00~心が折れるまで
  • 定休日
    月・日曜休み(月2〜3回)
  • TEL
    050-8883-8154
  • WEB


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