2017年にオープンの、誰でも気軽に訪れやすい雰囲気の“ネオ”フルーツパーラー。
「フルーツが主役」というコンセプトで、季節の果物を使ったフルーツサンドが看板メニュー。
人気が高いのは、イチゴやメロンや桃など、その時期ごとの旬のフルーツがふんだんに使われたパフェや、
ふわふわのスフレパンケーキにフルーツをたっぷり飾り付けたフルーツパンケーキで、
どれも見ているだけでうっとりとするスイーツばかりだ。
店主の加藤さんは大のフルーツ好き。
日本はほかの先進国に比べて、果物の消費量が少ないそうで「栄養豊富で美味しい旬のフルーツを日常的に食べて欲しい」という思いからお店を開いたという。
フルーツのお店を開くために、いくつかの飲食店に勤めたのちに独立。
現在のお店がある場所は、加藤さんのおばあさまが住んでいた場所だったそうで、築50年の建物を改装したのだとか。
少しでも地元が賑わえば……と、思い入れのある場所で念願のお店をオープンさせた。
駅前の喧騒から離れた住宅街の中にあり、落ち着いた雰囲気と、わざわざ足を運ぶという特別感が魅力的だ。
店舗は温かみのあるウッディなデザインで、鮮やかなフルーツの色を邪魔しないようにと、お店のコンセプトが表されている。
旬のフルーツにこだわっていて、例えばイチゴは人気が高くて問い合わせも多いが、旬の時期以外は国産のものがないためメニューには並べていない。
ほかにも、夏には体温を下げる効果があるスイカを提供するなど、季節ごとにパティシエと相談して季節ごとのメニューを考案されている。
仕入れは店主自ら目利きしていて、卸以外にも農家さんと直接やりとりして購入する場合もあるそうだ。
納得して選んだ自信があるフルーツばかりなので、お客さんから「ここのフルーツは美味しいわ」という言葉が聞けたときが嬉しいのだとか。
また、りんごジュースは青森の農家さんから産地直送で届けてもらっているそうで、その価値をしっかり伝えていきたいと話してくれた。
落ち着いた店内でゆっくり味わうのもよし、テイクアウトで気軽に楽しむこともできるので、美味しい旬のフルーツをぜひ楽しんでほしい。