
2021年にオープンした、ソフトクリームやパフェが楽しめるお店。
ザビエル公園が近いので、昼間はクレープをテイクアウトするお子様連れのお母さん、夜は女性同士やカップルでの利用が多いそうだが、飲み屋街に向かう手土産代わりに買っていく男性も。
店内利用の常連さんも意外にも男性のお一人様なのだとか。
オーナーの里さんは、飲食店経営を目標にして調理師専門学校を卒業。卒業後ほどなくして、こちらのお店をオープンしたという現在22歳の若手店舗経営者だ。
店舗責任者の中野さんとは幼稚園からの同級生で、2人とも堺出身。2人で笑い合いながらインタビューに答えてくれる様子は、さすが昔からの友達同士という仲の良さがうかがえた。
白とブルーが爽やかな内装のデザインや、可愛らしいインテリアは里さんのご両親が手掛けたもので、写真映えしそうなお洒落さと木目のあたたかみが見事にマッチしている。
基本のラインナップは「ソフトクリームパフェ」「フローズンスムージー」「クリームクレープ」
材料で特にこだわっているのはフルーツで、「美味しい旬のフルーツを食べてもらいたい」という思いから、
春はいちご、夏は桃というように、店主自ら買い付けに行っているそう。
ソフトクリームは「クリームが濃すぎたらフルーツの味が消えてしまう、
でも薄いとパフェのソースと一緒に食べたときに安っぽくなってしまう」と、バランスにこだわった独自ブレンドだ。
カウンターにはマシュマロやカラースプレー、チョコクランチなどが入った瓶が並んでいて、こちらは「カスタムソフトクリームパフェ」で選べるトッピング。
眺めているだけでワクワクするカラフルなトッピングは、子どもたちに人気なのだとか。
夏になると「フローズンスムージー」が人気で、持ち帰りにもピッタリなパッケージは思わず手に取りたくなるデザイン。
さらに、「甘いものを食べたあとはしょっぱいものを食べたくなる…」そんな気持ちを見事に理解したように、メニューにはポテトフライも並んでいる。
コンソメやバター醤油などのフレーバーが選べるところも嬉しいところ。
幅広い客層に支持される多彩なメニューもこちらの特徴だが、深夜1時までという営業時間もほかのお店と違うポイントだろう。
実は夜11時ごろがお客さんのピークタイムというのも驚きだ。
「可愛い雰囲気やけど、性別や年齢関係なく入ってきてほしいです。
流行もありますが、メニュー構成にもこだわっているので、1度きりの来店ではなく常連になってくれる方も多くてありがたいです」とオーナーの里さん。
ぜひ、さまざまなシーンで足を運んでほしい一軒だ。