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お店紹介

日本酒バル

日本酒肆やよや

豊富な種類の日本酒に、アテは出汁の効いた一品からカレーまで…お酒とお料理をゆっくり楽しめる一軒

令和元年11月オープン。店主の植本さんは徳島県出身で、18歳のときに看護学校に進学するために大阪に。
看護師として30年以上病院に勤めた。
もともと「50歳になったら飲食店をしよう」と考えていて、お店のイメージや店名は20年ほど前から決めていたそう。
「自分がだらだら飲むのが好きだから、そうやって飲めるお店を作りたったんです」と植本さん。
1人でカウンターのお客さんに対応できるように、席数は12席。
小さなお店だが、席の後ろの空間は広めで、入り口もあえてオープンにしすぎないなど、ゆっくり飲みたい人に配慮したお店作りをされている。
また、黒板のメニューがどの席からでも見えるように2箇所に書いてくれてあるのも、酒場好きには嬉しい気遣いポイント。
周りからは『酒飲みが作った、酒飲みのための店』と言われるのだとか。

日本酒の種類は40~50種類ほど置いてあり、日本酒好きも満足する品揃え。
グラスは、千葉県九十九里町で手仕事で作られた「Sghr スガハラ」の製品で、ハーフサイズで飲む人用にサイズ違いで並んでいる。
お客さんとコミュニケーションをとりながら、好みのお酒を飲んでもらいたいというのが店主のこだわり。
日本酒入門として、ここで飲んでハマッたという人もいるそうだ。
料理の人気メニューは、しっかりと引かれた出汁が美味しい「あんかけだしまき」「今日のおひたし」。そして日本酒に合う「へしこ」、マッシュポテトに酒盗を乗せたオリジナルメニューの「酒盗ポテト」も人気だ。
さらに、太めの素麺「半田麺」や、もろみの醤油漬け「しょいのみ」など、徳島のローカルフードメニューもファンが多い。
また、「日本酒に意外に合う!」という声があがる、スパイスをふんだんに使ったアテカレーとバゲットなど、味わってほしい一品ばかり。
お酒に合うメニューを提案するほか、「お腹ちょっとだけ空いてるけど、なんかある?」「いまから行くから粕汁を作ってほしい」なんていう常連さんからの要望にも答えてくれるそうで、いますぐ飛び込みたくなるような懐の深さに驚きだ。
また、こちらでは月に1回、酒屋さんに4種類のお酒を選んでもらい、お酒とそれに合う一品のマリアージュを楽しむという「やよや酒肆(四)の会」という催しを開催されている。
参加費用は6,000円で「めっちゃ飲める」と好評で、いつも満員御礼という人気イベントなのだとか。

「とにかく、楽しんでもらえたら」と植本さん。
落ち着いた雰囲気で、男女問わず1人でも安心して訪れることができるので、ぜひ一度足を運んでほしい。

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