2023年にオープンした、カフェと観光事業拠点としてのスペース。
インバウンドに向けて、堺の魅力を発信したいという思いを込めてスタートした。
現在は、外国から来たお客さんにどんなことが喜んでもらえるかを考えて、さまざまな体験を提供している。
もちろん地元のカフェとして、お店にやって来る方や商店街の方と交流しながら、山之口商店街を盛り上げていきたいという思いもあるそうだ。
食事メニューは沖縄料理が中心。
特に、三枚肉の沖縄そばと、沖縄のブランド豚「アグー豚」を使ったハンバーグが人気メニューの2トップ。
また店主お気に入りの、スパムと卵を挟んで海苔を巻いた「ポークおにぎり」もおすすめだ。
カフェメニューでは、紅茶マイスターがブレンドした「沖縄紅茶」がイチオシで、同じところから仕入れているという産地直送のタロイモのチーズケーキとぴったり。
季節によっては、沖縄の宜野座で採れたパイナップルやパパイヤを使ったジャムも登場。ジャムを紅茶に入れて楽しむ飲み方も提案しているそうだ。
モーニングにやってくるお客さんからはじまり、ランチはサラリーマンの方、午後はお茶とスイーツを楽しむ方というように、さまざまなお客さんが訪れる。
また、10時オープンでランチは16時半までという長めの営業もありがたい。
体験型観光業として、海外からのお客さん向けに日本・堺の伝統産業体験の提供もしている。
着物や浴衣を着て開口神社で写真を撮ったり、和菓子とお茶の体験、紙芝居の講演や落語などの企画もあり、体験者にとても好評だそう。
短い時間で形式にとらわれずに体験してもらうことをテーマに展開しているのだとか。
また、落語の勉強をしている人たちが発表会をしたり、歴史に関する講演会や勉強会などをするシェアスペースとしてや、作家さんの作品を展示する場としても活用されている。
「場所代なしのワンドリンク制でのイベント利用もOKです。お気軽にご相談ください!」とのこと。
地元に住む人と旅行でやってくる人、どちらか一方だけでなく両者を楽しませて堺を盛り上げるスポットになっている。
カフェとしてはもちろん、スペースとして利用したい方もぜひチェックしてみてほしい。