2021年12月にオープンした、ご夫婦で経営されているバー。
コンセプトは、会社帰りのサラリーマンの方が2~3杯気軽に飲めるバーで、安定して取り揃えられた美味しいお酒をリーズナブルな価格で楽しむことができる。
ほかの地域の店舗はスタンディングスタイルだが、堺東店には椅子が用意されている。
その理由は、ここにはバーが初めてという方からお酒とじっくり向き合いたいという方まで、さまざまなタイプのお客さんが訪れるからだとか。
とにかくたくさんのお酒が揃っていて、ウイスキーの数は常時200種類以上。
そのため、古いボトルと現行ボトルのハーフショット飲み比べや、ジョニーウォーカーの赤・黒・緑・青の違いを楽しむというような同銘柄の飲み比べというのも楽しめる。
ラインナップはマスターのチョイスでスコッチがメイン。
初心者から上級者までウイスキー愛好家が集まっていて、「ここに来てからウイスキーにハマって、抜け出せなくなった」というお客さんもいるほどだ。
「ウイスキーを好きになってもらいたい!」という思いから、普段よく飲まれているもの、甘いものから辛いもの、独特の香りが効いた「クサいの」まで幅広く取り揃えられている。
そこからマスターのコミュニケーション力によってお客さんが求めているものを引き出し提供するというから、マスターのウイスキーへの熱い情熱が感じられる。
さらに、ウイスキーだけでなく日本酒の飲み比べも提供しているという。
週替わりで、同じ酒蔵からチョイスされ、同銘柄での飲み比べを楽しめるようにしているそう。
日本酒の飲み比べメニューは水曜日スタートだが、早いときには金曜日には売り切れるという人気っぷりだ。
フードメニューは奥様の手作り料理がメインで、一番人気は「自家製燻製」。
そのほかに、ブランデーとクーレムドカシスを使ったチョコレートと、すっきりとした甘さとスモーキーな余韻が魅力のアイラスコッチのチョコレートもおすすめ。
手作りチョコレートは、ブランデーと一緒に楽しむのがおすすめなのだとか。
また、季節の果物を使った自家製手作りシャーベットもファンが多いデザートだ。
美味しいフードをお酒と一緒に楽しんで欲しいという店主の思いから、どれも低価格での提供。使う素材も含めて、ほかのお店にはないものを出せるように、2人で相談しながらメニューを考えているという。
「自分たちが笑っていれば、お客さんも絶対に楽しくなるはず。美味しいお酒とお料理で、お客様に楽しい時間を過ごしてもらいたい」と、お店作りへの思いを聞かせてくれた。
今後は、オリジナルカクテルなどリキュール類を充実させていく予定だそう。
ここにもお客さんからのリクエストが反映されているそうで、とにかくお客さんに楽しんでもらいたいという気持ちが感じられた。
お酒好きも初心者も、ぜひ足を運んでほしい一軒だ。