日用雑貨

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キッチン用品のことならおまかせ！町の頼れる日用品店

昭和元年創業の日用品店。70年ほど前に岸和田から堺に移転してきたそうで、看板に「安藤陶器」の文字が残っているように、昔は陶器や漆器、塗り箸などを取り扱う瀬戸物屋だったのだとか。
食器があるならそれを洗う洗剤も一緒に買えるといい、布巾もあればいい……という具合に徐々に日用品が増えていき、最終的に「ここでキッチン周りの物が何でも揃うように」と今の形に落ち着いた。

所狭しと品物が並び、積み上げられた店内。「キッチン用品のことならおまかせ」そう胸を張るのは、店主の安藤博幸さん。先代から店を受け継いで45年以上この店を守り続けている。
「鍋でおすすめは？」「これを買うならどのメーカーがいい？」とひとつ質問すると10個情報が返ってくるほど丁寧に答えてくれる安藤さん。その豊富な知識量は、店主本人が気に入った鍋の金属工場を見に行く程の”モノ”好きだからこそ。
良いものを長く使ってもらうことをポリシーとするこの店には、国産のものが多く並ぶ。販売メーカーのアフターサービスについてや、商品のお手入れ方法も詳しく教えてくれるので、購入したあとも自分でメンテナンスができて品物に愛着が湧きそう。
お取り寄せはもちろん、鍋の取っ手を付け替えるなどの既製品を特別仕様に変更することも対応可能で、「こんなんあったら」という希望も気軽に相談OK。膨大な商品データが頭に入っているという店主が、イメージに合う品物と引き合わせてくれるはず。

親身になってお客さんの相談に乗り、丁寧に商品の良さを伝える店主。
常連さんたちとのやりとりを見ていると、みんな楽しげに話をしていった後、商品を購入していた。店主と訪れる人、そこには厚い信頼関係がみえた。
スーパーや通販にはない対面販売ならではの良さ、ぜひ立ち寄って存分に味わってほしい。

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