2015年にオープンした定食屋。
昼は定食、夜はそれに加えて御前や鍋、焼肉など幅広いシーンに合った料理を提供している。
メインは豚料理と鳥料理で「お客さんには健康的な食事を提供できるように、どのメニューにも野菜をたくさん入れております」と店長の沓川透さん。
お店をプロデュースした、ブランドフードマスター梅木良宣さんが素材にこだわり、豚は鹿児島県伊佐市の増元黒豚農場で育てた「六白黒豚(ろっぱくくろぶた)」、鶏は適度な歯応えと柔らかさにもっちりとした食感の徳島県産「阿波尾鶏(あわおどり)」を使用している。
六白黒豚は鹿児島最高クラスのブランド豚で、阿波尾鶏は「ずっとこの鶏を食べ続けていると他の鶏を食べた時に『なんか違うなぁ』と感じるほど美味しい」のだとか。
昼の人気メニューは「黒豚の豚汁定食(税込825円)」。一口大にカットされた六白黒豚に、人参や大根などの根菜もゴロゴロと入っていて食べ応えは抜群だ。味噌は何種類かを独自の調合で混ぜ合わせ、隠し味に企業秘密の素材を入れることで味に深みを出している。
ほかにも「黒豚のミルフィーユかつ定食(税込880円)」や「黒豚のハンバーグステーキ定食(税込990円)」など、豊富なメニューからその日の気分に合わせて定食をチョイスできる。
夜の人気メニューは「鶏豚菜鍋」で、豚と鶏を5時間かけて出汁を取り、サバとソウダガツオの出汁をブレンドしたスープを使用。そのスープの中に、たっぷりの野菜に豚肉と鶏肉が入った、じゅわりと旨味あふれる鍋だ。
1階はカウンター席とテーブル席、2階は30人程度の宴会利用も可能。
「みんなが楽しんで、ワイワイお食事していただけるスペースの提供が理想です」と店長の沓川さん。
和食の料理人だった店長と、中華やイタリアン出身のスタッフたちで、それぞれの経験で培ったものを共有しながら切磋琢磨しているのだという。チームならではのメニュー展開・考案をしていて、アルバイトやパートの方からもアイデアを取り入れているそうだ。
「楽しい空間の中の料理はひとつの手段だと思っています。お客さんにぜひほっこりした時間を提供したい」とのことで、そんな温かいお店づくりも魅力。
平日は気軽にランチや夕食に、週末は飲み会やファミリーで、ぜひ親しい人を誘って訪れてみて。