着物のレンタルや着付け、撮影イベントなどを主催するグループ。
桜の下で着物を着てプロによる撮影レッスンをしたり、ちんちん電車に乗ってでかけたり、「気軽に着物を楽しんでもらおう!」をコンセプトに様々な催しを開催している。
運営するメンバーは、「石原写真館」の吉居いづみさん、カフェ「てぃーだカントリー」の岸田右美さん、「KIMONO 刀屋」の森島礼子さんの3人。
吉居さんは「写真館で撮影するフォーマルな着物は決まった形式があるが、そうではない着物のコーディネートや着ていく場所を提案したり、機会を作るお手伝いをしたい」と思い、百道を立ち上げた。
吉居さんは写真や撮影に特化したイベント、岸田さんは食事に特化したイベント、森島さんは特に着物にこだわったイベントを……というように、それぞれが特色を活かして企画。この3人だからこそできる、自由な発想で気軽に参加できるイベントを提案しているという。
今回お話をうかがった、森島礼子さんは、アンティーク着物レンタル・販売・和装着付け・イベント企画事業をおこなう「KIMONO刀屋」の主宰。
「『着物を着てみたい』、『家にはあるけど、来ていく場所がない』という方々に、もっと着物を楽しんでもらいたい」という思いから、事業をおこなっている。
自分が仕入れた「アンティーク着物」の中から、特に選りすぐりのものを取り扱っているという森島さん。アンティークの着物は、現在とは絹の質も染色技術も違い、昔の職人たちの高い技術が詰まっているのだという。
レンタルや着付けでは、パーカーなどの洋服と合わせてみたり、足下はブーツにしてみたりと、現代に合う気軽な着こなしの提案も。1人だとなかなかチャレンジしづらいコーディネートも、大勢なら楽しめるということも着物イベントの魅力だ。森島さんが、今までの知識や経験から、その人に合った着物や着こなしをプロ目線でプロデュースしてくれる。
「今がスタートライン」と話す森島さん。
百道を「着物好きが集まる場所」として、着物にまつわる情報交換と発信の場にしていきたいというのが運営メンバーの思いだ。
「アンティーク着物は着て初めてわかる魅力もあるので、ぜひ一度袖を通してみて欲しい」とのこと。染物工場や日本画の展示、美術館での着物の展示など、着物カルチャーにまつわるイベントも企画されている。また、イベントの持ち込みも募集されているそうで、着物にまつわる企画なら何でもOKとのこと。気軽に楽しめる着物仲間が欲しい人もこれから始めてみたい人も、ぜひ参加・活用してみてほしい。
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持ち込み企画のお問い合わせ先
石原写真館(写真・撮影に関する企画)
072-223-1800
usausausa@yahoo.co.jp
てぃーだカントリー(飲食に関する企画)
072-228-5201
KIMONO刀屋(着物に関する企画)
https://www.instagram.com/kimono_0088/