--> 堺駅・山之口ではしご酒 ひとり酒 vol.1 - 堺ゴールデンゾーン-古いとこも新しいとこも面白い-

ゴールデンゾーンの
歩き方

堺駅・山之口で
はしご酒 ひとり酒 vol.1

所要時間:

サケノトリコ

夫婦2人で営む 美味しい料理とこだわりの日本酒のお店

和食中心の中に麻婆豆腐や油淋鶏があったり、でもBGMは洋楽だったり、そんな中で「握り」までいただけるという、店主夫婦の「こんなお店があったらいいなぁ」が集まった一軒。

力を入れているのは厳選した日本酒で、季節限定や定番以外の珍しいものも取り揃えられていて、常時15種類ほど楽しめる。お料理は旬の魚料理やおばんざいが揃い、握りはその日の仕入れによってネタが異なり、秋冬の「しめ鯖」は特に人気なのだとか。

女性ひとりでも入りやすい雰囲気もお店の魅力で、カウンターには幅広い年齢層のお客さんが肩を並べる。

Trattoria L.S.C

第二の我が家のように落ち着ける空間で 本格イタリアン

隠れ家感のある細い路地を通って訪れると、そこは気軽に楽しめるイタリアンダイニング。パスタは常時10種類以上あり、人気のチーズ樽のカルボナーラも10月から復活! コクのあるペラガッティーノチーズを使用し、目の前で仕上げてくれるのでインパクトも充分。

ディナーでは前菜からメインまで、より本格的なイタリアンが味わえるので、コースでじっくり楽しむのもおすすめ。料理のクオリティはもちろん、好みをヒアリングしたり、お子様連れには食べやすいメニューを提案したりと細やかな気配りも行き届いている。店名にある「La Secondo Casa=二番目の家」の通り、くつろげる一軒だ。

春 中央軒

定番に一工夫した中華料理と、本場長崎の味

昭和56年の創業当時から変わらない壁のメニュー表には、名物の皿うどんと長崎ちゃんぽんをはじめ、食欲をそそるメニューの数々。こちらは店主が老舗チェーン中央軒で下働きからスタートして、のれん分けされて始めたお店なのだ。
お昼は酢豚定食や焼きそばが日替わりランチで提供され、夜には飲みにくる人も多く、焼き豚や餃子も人気。玉ねぎを使った餃子は独特の甘さとジューシーさで、10種類の調味料がブレンドされた味噌ダレをつけていただくと絶品!
ほっとする雰囲気と店主夫婦の人柄、そして研究を重ねた料理の味は世代を超えたファンに愛されている。

立ち飲み 庄八

堺駅前を見守ってきた 古株店主の老舗立呑み

縁あって先代からお店を引き継いだ店主は現在77歳。飲み歩くのが好きで、おもてには「隣の盗作料理の店」とシャレの効いた張り紙が出されている。
こちらのオススメは「ガッチョ」と呼ばれる泉州の白身魚を揚げた「ガッチョの唐揚げ」と「鯖のきずし」、さらに常連さんが必ず頼むという500円のお造り切り盛りはまさに安くて美味い一品だ。
いつでもお客さんで賑わい、外まで笑い声が聞こえるほど。そんな笑い声に誘われて暖簾をくぐると、実は一番大きな声で笑っているのは店主自身なのだとか。

酒肴や らかん

割烹出身の店主の、 技とアイデアが光る海鮮・創作居酒屋

料亭など約20年間腕を磨いた店主が作る料理の数々は、出汁や調味料からほとんど手作り。ベーコンや生ハム、サラダ用のツナも自家製で、「牡蠣のゆず味噌焼き」に使う味噌を手作りするだけでなく、焼くための朴葉(ほおば)も山に取りに行くというこだわりっぷりだ。料理のオススメは天然にこだわって仕入れる魚料理。種類や部位に合わせた調理法で毎日メニューを考えているそう。
沖縄料理も豊富で、予約必須の「手作りジーマミー豆腐」がイチオシ。泡盛の種類も揃っていて、沖縄出身のお客さんからは「自分の地元の泡盛が飲める!」と好評なのだとか。

美味しいご飯に、あっちで一杯こっちで一杯と飲み歩けば、この町が一層楽しくなる。出会った人たちとお喋りして、また次の場所へ。堺駅と山之口、ゴールデンゾーンの名店たちをご紹介。

堺駅と山之口ではしご酒 ひとり酒 vol.2 はこちら!

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